トンデモ先生の思い出
今日は土曜日。
今日のブラッドフォードは、曇りと強風。
なかなかこういう天気好きです。
家の前の通りは、週末、本当に静かです。

昨日の買物の話をしようと思ったけど、前回書いた小学校1・2年の時の担任のトンデモ先生について書きたいと思う。
この先生のエピソードを書こうと思えばいくらでもあるのだけど、そのうちインパクトの強いものを3つほど・・・。
1.信号無視したら吊るし上げ!
学校からの帰り道、信号があった。
今でもはっきり覚えている。1年生の時。
おばさんが赤信号なのに小走りで渡った。
まわりを見ても車が来る気配はない。
よって、私も赤信号を渡ってしまった。

都合の悪いことに、この私の行為を幼馴染のYちゃん達が見ていいたんだね。
彼女達は私の担任のトンデモ先生に通報。
翌日だったか?忘れてしまったけど、下校の際、学校の中庭で隣の組と一緒に「帰りの会」をした。
みんな腰を下ろして先生の話を聞いている。
そこで、トンデモ先生の爆弾発言。
みなさーん!この中に赤信号を渡る悪い子がいます!
えーっ
と児童全員がざわつきます。
そこで、トンデモ先生。
それはTakao君です。はい(Takao君)立って!
皆さん、こういう子供にならないようにしましょう!
といって、私は、80余名の児童の前で立たされ、つるし上げられた。
信じられます???
信じられます???
2.ハーモニカが吹けない児童続出
今は鍵盤ハーモニカだけど、昔は小学校低学年はハーモニカを習った。
どういうわけか?
このトンデモ先生、ハーモニカの吹き方の指導をほとんどせず、
ハイ、皆さん吹きましょう!
と音楽の授業を進めていた。
よって、私のような頭の回転の悪い児童は、もちろん吹けるわけない!
落ちこぼれ児童は、私のほかにも数人いたと思う。
そういう子供達は音楽の時間のたびに、ハーモニカを吹くまねをしていたんだね(涙)。
クラスの中の優秀な子達は、家で練習していたのか吹いていたけど・・・
結局、吹ける様になったのは2年生だったと思う。
そうそう、そういえば、このトンデモ先生、譜面の読み方も教えてくれなかった。
3.お前は川の下で拾われてきた!
幼稚園の頃から一緒だった、T君。
彼も私の同じような落ちこぼれ組だった。
彼は、たしか、ハーモニカのテストか?国語の読みのテストで、自分の番が回ってきた時、
吹けません!
もしくは
読めません!
と、ひとこと言って、席に着いた事があった。
きっと、前日に、お母さんなんかとどうしようか?考えたんだろうね。
そして、勇気を出して、出来ません!といったんだろう・・・
5年位前、小学校の同級生と集まる機会があったのだけど、このT君とこのトンデモ先生の話で盛り上がった。
T君いわく、
お前は、川の下で拾われてきた
とトンデモ先生に言われたそうだ。
信じられます???
・・・と3つほど、エピソードを書いけど、このトンデモ先生が好きな父兄もいたことを、一応明記しておきます。
でもねぇ・・・大人になって思い出してみるけど、低学年向きの先生じゃないよね。
というか、私からすると、教育を勘違いしている先生だったと思う。
小学校低学年だから、何にもわかっていないだろう、記憶に残らないだろう・・・なんて思ったら大間違い!
低学年といえども、ちゃんと状況を認識する心をもっているし、それを記憶する頭も持っている。
ともあれ、それでも子供って心が純だからね。
こんな先生でも、好かれよう!クラスの一人一人が努力していたんだね。
それをトンデモ先生は利用していたけど・・・
そういえば、クラスの学級委員なんかを決めるのに、トンデモ先生は、
挙手するスピード
で決めていた。
今考えてみると、おかしな話だけど。
というわけで今日はこの辺で・・・
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