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2011年4月27日 (水)

不遇な時代




11時半登校。

天気のよい日ですが、風は冷たいです。

大学は開いていますが、まだ、イースター休暇の半ばと言う感じ。

今朝、旧職場からメールをもらう。不合格。

卒業式以降、日本でやることは決まっていないわけで、イギリスにとどまるか?帰国するか?考えたが、やはり帰国することにした。




昨晩、10時ごろから映画「かもめ食堂」を見た。

なんともいえない雰囲気の素敵な映画。

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中国語サイトなので、フィンランド語会話のところが中国語字幕で、あまりよく分からなかったが・・・

ほろりと来たのが、まさこはフィンランドが話せないのに、以心伝心で心が伝わってしまうシーン。




その後、ふと、先日、思い出そうとして思い出せなかった曲名を調べるために、外付けHDDをつなげてアクセスしてしまう。

そしたら、結局、寝たのは午前2時過ぎになってしまった。

Royksopp - Eple by hushhush112

その曲名は、Epleと言う曲なのだが、2003年?ベルファストで買ったCDに入っていた曲で、この曲を聴くと、ガーナで夜遊びをして、朝方返ってきたときのことを思い出す。

そのほか、2005年以降、留学していたときの写真を見たのだが、なんか不遇な時代の時の写真のほうが思い出深い・・・と感じるのはなぜだろう。




2006年12月。マスターコースの卒業式と博士課程進学のために再度、渡英した。

日本を発つ前夜?、ダイニングで母がトラウザーの裾上げをしている写真がある。

隣では弟が寿司を食べている。寿司桶に入っているので、私のために注文してくれたのだろう。

寿司のことはハッキリとは覚えていないが、母親が裾上げをしてくれたり、入学祝をくれたことのことはハッキリ覚えている。早朝、見送りをしてくれている写真もあった。

何か泣けるねぇ・・・。

ただ、私自身、かなり気分的にはどん底と言うか、学力的にも経済的にも先行きが心配で、途中、空港で撮った写真を見ると、本当に笑っていない。

(HDDを家においてきてしまったため、写真はありません)






さて、昨日は帰国の準備として、モノを捨てました。

その前に、撮影会。

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日曜日壊したカメラの箱。

日本で大学生をやっていたときに買ったダウン。

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リサイクルボックスに入れようと思ったが、チャックが壊れていて、羽毛が頻繁に飛び出てくるので廃棄することに。

2008年、アイルランドに行くときに買った10ポンドのウインドブレーカー。

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見た目はおかしくないけど、両脇の下が裂けています。

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廃棄。

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正座をするときや、運動のために買ったマット。もう一枚あるのでとりあえず廃棄。

ボツワナで購入したサンダル。

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不遇な時代、壊れたスリッパのクッションを利用して修理してみたりした。

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時々、補強のために使った釘の先端が足の裏を時々刺激する。

ネパールで購入したパーカー。

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写真では見えないが、毛玉がびっちりで、外ではちょっと着られない。

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アディダス製とのことだが、本物か?

ユタからもらったペパータオル立てとボトル。

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IKEA製だと思うが、店舗で見ると美しいが、実際には不要。ボトルにパスタを入れると綺麗なのかもしれないが、パッケージに入れたまま保存するのが一番。

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一番初めに買った携帯と毛玉取り器。最後、携帯電話の勇姿を見たかったが、再起不能。

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その他、汚れた入口のマットを廃棄して、台所のマットを置く。

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エジプト製。確か1ポンドショップで購入。


さて、この前に金魚の水槽を掃除した。

糞がかなり溜まっていたのを取り除いたので、かなり綺麗になった。

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やはり、よどんだ水というのは風水上良くなかったのか?掃除したら部屋の雰囲気が変わった気がした。

ただ、あまりに水槽内が殺風景になったので、どんより空の中、

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久々にペットショップへ行った。

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イークレーにハイキングに行こうかとも思ったが、結局、小雨も降る日だったの行かなくて正解だった。

初めて行った時に対応した「俺はプロだぜ!」っていう店員もいたが、「昔、中国に4年行っていた」という感じのよい店員が対応してくれた。

「日本人でしょう?中国に行っていたから分かるんだ」

という彼の発言に、もっと食いついてあげればよかったと思った。

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さて、帰りにモリソンズへ行って買物。全部で10ポンドちょっと?コーラが3ポンド。パンは値引きされていて、30pくらい?

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さて、新しいダニオ4匹と水草を投入。

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水温をあわせて・・・ご対面!

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金魚って、体が大きい割りにデリケートなので、隅っこでおびえていました。

水草2つで6ポンド、ダニオは4匹で4.5ポンド。


映画でも行ける価格ですが、どういうわけか?購入してしまいました。7月にマークにあげるとき、あまり貧相な水槽じゃ申し訳ない・・・というのも理由の一つ。



はい、それでは今日も頑張ります!

 

↓クリック協力お願いします!



プチプチがあるぞ・・・



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<追記>

・ 某独立行政法人の研究員の募集が出た。一次専攻がパスした場合、日本に戻ってプレゼンをしなくてはいけないことと、研究分野がちょっと異なるので、応募をするのはやめた。

・ 「帰国してから就職活動!」と言うことなので、とりあえず、帰国便の飛行機と小旅行のアレンジをはじめようと思う。

・ 不思議と落ち込まないのは、無給とはいえ、客員研究員と言う肩書きがあるからだと思う。

・ 14.7名さま/日のクリック協力、感謝致します!

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コメント

Takaoさん、

『かもめ食堂』、私も大好きなんです。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの3人、みんな好きです。素敵な、そして個性豊かな女性ばかり出てくる映画ですねえ。この映画の雰囲気、やはり小林里美主演で片桐はいりも出てくる日本テレビのドラマ『すいか』と共通しています。この雰囲気は、もたい、小林に室井滋が加わる『やっぱり猫が好き』で作られたものかなあ。『めがね』も似た感じの映画らしいし、小林聡美が出る映画やドラマは、近年では、彼女の個性が映画の内容を決めてしまうんですね。人生、これだけじゃ済まないんですが、しかし、あくせくしている時や、つまらない事にくよくよしている時など、こういうドラマや映画を見ると、肩の力が抜けて良いです。

また『かもめ食堂』を見て思ったのは、フィンランドという国の雰囲気とか、日本との共通性もあるでしょうが、日本人が我々の祖先がはぐくんで来た美徳とか優しさ、細やかさを失わなければ、外国でも喜んでくれる人達が沢山いると言うことかな。 Yoshi

投稿: Yoshi | 2011年4月27日 (水) 21時39分

こんばんわ。『かもめ食堂』いいですよね。全くの外国。なのにとても良く合っている。フィンランドと日本はきっと、自然に対する接し方とか考え方、人柄に共通するものがあるのでしょうか。出演者の3人も、味があってとても大好きです。作品の味が締まるというか、彩りを添えるような。ハリウッド映画のような派手さはありませんが、穏やかな気持ちにさせてくれる、大好きな映画です。
7月で帰国されるんですね。同じイギリスに住む日本人として、とても寂しいです。素敵な目標を持っていらっしゃるので、早く仕事が見つかることを祈っています。

投稿: yuki | 2011年4月28日 (木) 05時46分

映画を見て良いものか?
BBCを見たほうが、英語の勉強になるのではないか・・・?
なんて考えながらみました。

でも、見て良かったです。

Yoshiさん、ご紹介の映画やドラマ。ウィキペディアをみて知りました。

でも、小林聡美といえば大林宣彦の「転校生」、片桐はいりといえばミスタードーナツ。もたいまさこといえばタンスにゴンのCMで、彼女たちが出演している他の映画もドラマ。全然、知りません

同じ監督さんとコンビを組んだ「めがね」。見てみたいと思いましたが、中国の動画サイトにはありませんでした。

日本に帰ったらみてみますね。

映画を見た後、いろいろ検索するのって好きなんですが、皆、やはり、マサコのなくなったトランクとキノコの所は、みな、解釈が難しいらしく、ネット上でも話題になっていましたね。

投稿: Takao→Yoshiさん | 2011年4月28日 (木) 08時11分

フィンランドとハンガリーはアジア系

と聞いたことがあり、今、調べてみましたが違うようですね。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1222210697

ただ、ハンガリーの言葉って、周りの国々の言語と全然違うと聞いたことがあります。

特に何が起きるわけでもなく、淡々と話が進んでいきますが、何か心に残りますよね。

カモメ食堂のロケに使われた場所が実際あるようで、ネット上でも紹介されていますが、行って見たい気がしますね。

さて、今後の進路ですが、まぁ何とかなるでしょう。

イギリスは素敵な国ですよ。

5年以上住んでみてそう思います。

今は円高ですし、いろいろやってみると良いと思います。

投稿: Takao→yukiさん | 2011年4月28日 (木) 08時34分

Takaoさん、

>旧職場からメールをもらう。不合格。

元いらしたところだけに残念でしたね。私は、母校の職に応募してはねられた時には、他に落ちた時よりも寂しかったです。でも年月を経てみれば、新しいところに行ったほうが、刺激もあるし、古い人間関係に縛られることもないし、良かったかもしれない、と思うようになりました。

前のコメントに「さて、今後の進路ですが、まぁ何とかなるでしょう」と書かれていますが、それを見て安心しました。人生、こうでなければいけない、と思った時、人は大変不幸になります。他人に迷惑をかけず生きていければ、これでないといけない、というルールはないはずです。日本に帰って色んなところに顔を出していれば、Takaoさんくらい学歴と職歴の豊かな方はかならず適した仕事が見つかると確信しています。 Yoshi

投稿: Yoshi | 2011年4月28日 (木) 19時06分

まぁ、向こうが求めるバックグラウンドに見合わなかったと言うことでしょうね。

不思議と落ち込んではいません。
今は、帰国して「ある仕事」に応募して採用の可否が決まってから、次の行動に移そうと思っています。

ただ、長年、住んだこの街を去るのは、なんかやはりさびしいですね。

一方で、早く日本に帰らないと・・・と言う気持ちもあります。

本当に複雑な心境です。

投稿: Takao→Yoshiさん | 2011年4月28日 (木) 22時53分

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